脳年齢はパソコンやゲームで維持できる?

年齢を重ねても、パソコン操作やゲーム、社会参加などを通じて脳を活性化させていれば、記憶力の低下を回避できるかもしれない。そんな研究結果が、米メイヨー・クリニックの精神科医であるYonas Geda氏らにより示された。加齢に伴う記憶力の低下は、アルツハイマー病などの認知症の前段階にみられる軽度認知障害(MCI)の兆候の一つだ。しかし、Geda氏らによると、脳を働かせ続けることで明晰な状態を保つことができる上に、年齢に関係なく効果が得られるという。詳細は、「Neurology」7月10日オンライン版に発表された。
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加齢に伴い女性がセックスレスになる理由

女性が年を取るとセックスレスになるのは、生物学的な要因だけではなく、多くの心理的、環境的な要因が関与していることが、北米閉経学会(NAMS)でメディカルディレクターを務めるStephanie Faubion氏らの研究で明らかになった。詳細は「Menopause」7月10日オンライン版に掲載された。
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高齢女性は「1日4,400歩程度」でも死亡リスク減

「1日1万歩が健康に良い」と信じている人は多いだろう。しかし、米ハーバード大学医学大学院のグループが行った研究で、平均年齢72歳の高齢女性は、1日の歩数が4,400歩程度でも、2,700歩程度の人と比べて全死亡リスクが41%低いことが明らかになった。1日の歩数が増えるほど全死亡リスクはさらに低下したが、その効果は1日7,500歩前後で最大に達し、歩数をそれ以上増やしてもさらなるベネフィットは得られないことも分かった。研究の詳細は「JAMA Internal Medicine」5月29日オンライン版に掲載された。
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高齢者が退院から早期に再入院する理由、米研究

高齢者が退院から1カ月以内に再入院する主な理由の一つは「転倒による怪我(外傷)」であることが、米ミシガン大学看護学部のGeoffrey Hoffman氏らの研究から明らかになった。特に、転倒による外傷を既に経験している患者や認知機能障害がある患者で、このような再入院リスクが高いことが分かったという。研究結果の詳細は「JAMA Network Open」5月24日オンライン版に掲載された。
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「クロスワードパズル」や「数独」で脳が若返る?

高齢者の脳の老化を防ぐには、クロスワードパズルや数独(Sudoku)を解くとよいらしい―。こんな2つの研究結果を、英エクセター大学のAnne Corbett氏らが「International Journal of Geriatric Psychiatry」2018年11月15日および2019年2月11日オンライン版に発表した。50歳以上の英国人約1万9,000人を25年間追跡した結果、クロスワードパズルや数字のパズルを行う習慣がある人は、そうした習慣がない人に比べて認知機能を高く保てていたことが分かったという。
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「軽い運動+アスタキサンチン摂取」で記憶力がさらに高まる? 筑波大の研究グループ

強い抗酸化作用のある天然色素「アスタキサンチン」を摂取すると、低強度運動による記憶力の向上効果がさらに高まる可能性があることを、筑波大学体育系教授の征矢英昭氏らがマウスを用いた実験で突き止めた。軽い運動と抗酸化成分の摂取を組み合わせた新しい認知症の予防法の開発が期待されるという。研究の詳細は「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)」5月13日オンライン版に掲載された。
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前立腺がんのホルモン療法で認知症リスク増

前立腺がんの男性は、男性ホルモンの働きを抑えて前立腺がん細胞の増殖を抑制するホルモン療法(アンドロゲン抑制療法;ADT)により性機能障害や骨量減少、心疾患、肥満などのリスクが高まることが報告されている。今回、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のKarl Tully氏らが実施した研究から、前立腺がんのホルモン療法を受けると認知症になるリスクが高まる可能性があることが示された。この研究結果は、米国泌尿器科学会(AUA 2019、5月3~6日、米シカゴ)で発表された。
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軽い運動でも認知症の予防につながる?

軽い運動を習慣的に行うと、アルツハイマー病や認知症の発症を予防できる可能性があることが、米ボストン大学医学部のNicole Spartano氏らの研究で明らかになった。身体活動ガイドラインで推奨される週150分の強めの運動を行わなくても、軽い運動を1時間行うごとに脳年齢が1歳ほど若返ることが示されたという。この研究結果は「JAMA Network Open」4月19日オンライン版に発表された。
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日本人高齢者の腰痛有訴率に社会経済的格差 東北大の研究グループ

日本人の高齢者における腰痛の有訴率には、社会経済的な格差がみられる可能性があることが、東北大学大学院国際歯科保健学の杉山賢明氏らの研究で分かった。具体的には、教育レベルが低く、所得が低いほど腰痛の有訴率が高いことが示された。同氏らは、医療政策を立案する場合や診療現場では、身体的な側面だけはなく社会的な因子にも目を向けた支援や対策が必要であるとの見解を述べている。研究の詳細は「International Journal for Equity in Health」1月21日号に掲載された。
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米国で高齢者の虐待が増加、CDC調査

米国では、高齢化が進むに伴い虐待を受ける高齢者が増加していることが、米疾病対策センター(CDC)傘下の国立傷害予防管理センターに所属するJoseph Logan氏らによる調査で明らかになった。虐待率の増加は特に男性で著しく、女性では2007~2016年にかけて35.4%の増加だったのに対し、男性では2002~2016年の間に75.4%も増加したことが分かった。調査の詳細はCDCが発行する「Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)」4月5日号に発表された。
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