1日300kcalのカロリー制限で心血管リスクが低下

健康的な体重、もしくは適正体重を少しオーバーしている人では、1日の摂取カロリーを300kcal減らすだけで、コレステロール値や血圧、血糖値などが有意に改善し、糖尿病や心疾患リスクを低減できる可能性が、米デューク大学教授のWilliam Kraus氏らにより報告された。研究の詳細は「The Lancet Diabetes & Endocrinology」7月11日オンライン版に掲載された。
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肥満があると聴力低下リスクが高まる? 約5万人の日本人会社員を調査

肥満があると聴力が低下するリスクが高まる可能性があることが、国内12企業に勤める約5万人の会社員を最長8年間追跡した観察研究から明らかになった。研究の詳細は、国立国際医療研究センター臨床研究センター疫学・予防研究部の胡歓歓氏らの研究グループが「Clinical Nutrition」3月27日オンライン版に発表した。
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体重が減ってもすぐに戻るのは“抗飢餓メカニズム”のせい?

健康的な体重を維持することは容易でない。せっかく減量に成功しても、すぐにリバウンドしてしまいがちだ。あたかも体そのものが肥満になることを欲しているかのように思える。なぜだろうか? 米ニューヨーク大学医学部のAnn Marie Schmidt氏らの研究から、その答えは、ヒトの進化の過程で構築された、体に脂肪を蓄積する“抗飢餓メカニズム”にある可能性が示された。詳細は「Cell Reports」7月16日オンライン版に掲載された。
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腸内細菌サプリが肥満者の健康向上に有益?

腸内細菌サプリメントが糖尿病や心疾患リスクが高い人に有益である可能性が、ルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)のPatrice Cani氏らの研究により示された。過体重または肥満を有するメタボリックシンドロームの人が、アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)という腸内細菌のサプリメントを3カ月間摂取したところ、プラセボを摂取した人に比べ体重が減少したほか、総コレステロール値やインスリン感受性も改善したという。詳細は「Nature Medicine」7月1日オンライン版に掲載された。
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緑茶摂取が2型糖尿病リスクの低減に有用か 九州大、久山町研究から

緑茶成分のL-テアニンの代謝産物であるエチルアミンの血清濃度が高い人は、2型糖尿病になりにくい可能性があることが、福岡県久山町の住民を対象とした大規模疫学調査、久山町研究から明らかになった。九州大学大学院衛生・公衆衛生学教授の二宮利治氏らが「Diabetes Care」7月号に発表した。
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うつ病治療で糖尿病患者の死亡リスク低減か

うつ病を併発している糖尿病患者では、抗うつ薬による治療を受けると死亡リスクが3分の1以上低減することが、新たな研究により示された。研究を実施した長庚大学(台湾)医学部教授のVincent Chin-Hung Chen氏らは、「研究結果は、糖尿病患者におけるうつ病の検査と治療の必要性を浮き彫りにするものだ」としている。研究の詳細は「Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism」7月2日オンライン版に掲載された。
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80年以上、1型糖尿病と共に生きるある患者の物語

Don Rayさんが1型糖尿病と診断されたのは1939年のことで、まだ4歳だった。医師たちは両親に、10代までは生きられるだろうと言った。10代に入る頃までに、1型糖尿病の管理は大きく進歩した。すると、医師たちは30歳代まで生きられるだろうと予測した。その後、その予測は50歳代に延長した。85歳を迎えた現在、Rayさんは81年間、1型糖尿病と共に生きている。
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フレイルを伴う糖尿病患者で死亡や入院リスク上昇か メタ解析

糖尿病患者は、フレイルを伴うと死亡や入院するリスクが高まる可能性があることが、伊勢赤十字病院(三重県)糖尿病・代謝内科副部長の井田諭氏らが実施したメタ解析で示された。研究の詳細は「Cardiovascular Diabetology」6月18日オンライン版に掲載された。
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2型糖尿病とがんの関係、遺伝的には証明されず JPHC研究

日本人集団の遺伝子多型情報を用いて、2型糖尿病とがんとの関係を調べた結果、これらが関連するという強い遺伝的なエビデンスは得られなかったことが、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループの調べで分かった。研究の詳細は「International Journal of Cancer」3月30日オンライン版に掲載された。
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慢性腎臓病の早期発見に有用な「D-アミノ酸」を発見 血中および尿中のD-セリン同時測定が有効

いまや国民病ともいわれる慢性腎臓病(CKD)の早期診断には、血中に微量に存在するD-アミノ酸の一つ、「D-セリン」の測定が有用な可能性があることを、医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府)難治性疾患研究開発・支援センター長の木村友則氏らの研究グループが突き止めた。血中および尿中のD-セリンを同時測定するとCKDの早期診断に最も有効であったという。研究の詳細は「Scientific Reports」3月25日オンライン版に掲載された。
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