高繊維食が妊娠高血圧腎症のリスクを下げる?

妊娠中の女性は、食物繊維を豊富に含む食事を取ることが、妊娠高血圧腎症の予防に有益である可能性を示した研究が、シドニー大学(オーストラリア)のRalph Nanan氏らにより発表された。詳細は「Nature Communications」7月10日オンライン版に掲載された。
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死亡ドナーの子宮を移植した女性が出産、米国で初の成功例

米クリーブランド・クリニックはこのほど、死亡したドナーから提供された子宮を移植した女性が無事に出産したと発表した。2018年12月には、ブラジルのチームが世界で初めて死亡ドナーから移植された子宮での出産が成功したことを報告しており、今回は世界で2例目、北米では初の成功例だという。
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「朝型」の女性は乳がんになりにくい?

早起きする習慣のある「朝型」の女性は、「夜型」の女性に比べて乳がんになるリスクがわずかに低いことが、英ブリストル大学教授のCaroline Relton氏らの研究で明らかになった。一方、1晩に7~8時間以上の睡眠を取る女性では、乳がんリスクが高まる可能性も示されたという。この研究結果は「BMJ」6月26日オンライン版に掲載された。
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凍結精子は宇宙でも問題なく生き延びる、スペイン研究

宇宙で生殖補助医療を受けられるようになる日が、少しだけ近づいたかもしれない―。凍結保存されたヒトの精子は、宇宙空間と同じような重力環境にさらされても、地球上で保管された場合と同様の機能を保てることが、デシェウス・ウイメンズ・ヘルス(スペイン)のMontserrat Boada氏らの研究で示された。同氏らは「ヒトの精子を安全に宇宙空間に運び出し、宇宙に精子バンクを作ることもできるのではないか」と期待を示している。この研究結果は、欧州ヒト生殖医学会(ESHRE 2019、6月23~26日、オーストリア・ウィーン)で発表された。
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早期乳がんの術後放射線療法は「部分乳房照射」が有用か

早期乳がんに対する乳房温存手術後の放射線療法には、全乳房照射が標準治療として用いられている。しかし、再発リスクが低い一部の患者では、放射線療法の回数を減らし、腫瘍があった部位のみに部分的に照射する「部分乳房照射」でも、全乳房照射と同程度の再発率に抑えられることが、米オハイオ州立大学などが実施した第3相のランダム化比較試験で明らかになった。研究結果の詳細は、米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019、5月31日~6月4日、米シカゴ)で発表された。
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不妊治療で妊婦の難治性心不全リスク上昇か

体外受精などの不妊治療を受けた女性は、自然妊娠した女性に比べて、妊娠期や産褥期に突然発症する「周産期心筋症」と呼ばれる難治性の心不全を発症するリスクが5倍に上る可能性があることが、ハノーバー医科大学(ドイツ)のTobias Pfeffer氏らの研究から明らかになった。同氏らは、不妊治療を受けている女性は、心不全症状が現れたら直ちに医師の診察を受けるようにと助言している。研究の詳細は、欧州心臓病学会(ESC)心不全会議(5月25~28日、ギリシャ・アテネ)で発表された。
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閉経後女性の乳がん予防に「低脂肪食」が有効か

野菜や果物が豊富で栄養バランスに富む低脂肪食により、閉経後女性の乳がんによる死亡リスクが低減することが、米ハーバーUCLA医療センター・ロサンゼルス・バイオメディカル研究所のRowan Chlebowski氏らが実施したランダム化比較試験(RCT)から示された。同氏によると、この試験は、食事の改善が乳がんによる死亡リスクの低下につながることを示した初の大規模なRCTであるという。この研究結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019、5月31日~6月4日、米シカゴ)で発表された。
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発酵食品の摂取頻度が高いほど早期早産になりにくい? 富山大調査

早産リスクの低い日本人女性は、妊娠前に味噌汁やヨーグルト、納豆などの発酵食品を食べる頻度が高いと妊娠34週未満の早期早産になりにくい可能性があることが、富山大学附属病院産科婦人科の伊藤実香氏らの研究で明らかになった。研究は、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の一環で、特に、妊娠前に味噌汁を週に1日以上飲んでいた女性で早期早産のリスクが低い傾向がみられたという。詳細は「Environmental Health and Preventive Medicine」5月1日オンライン版に掲載された。
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妊娠中の女性の約9人に1人が飲酒、米調査

妊娠中の母親の飲酒は、流産や死産のリスクを高めたり、胎児の健康に悪影響を及ぼしたりすることが知られている。しかし、米疾病対策センター(CDC)傘下の国立出生異常・発達障害センター(NCBDDD)のClark Denny氏らが実施した調査から、妊娠中の女性の約9人に1人が飲酒をしている実態が明らかになった。このうち約3分の1の女性は大量飲酒をしていることも分かったという。調査結果の詳細は、CDCが発行する「Morbidity and Mortality Weekly Report」4月26日号で発表された。
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妊娠中のハーブ製品の使用は母子ともに安全か?

たとえ自然由来のサプリメントでも、妊娠中の摂取は避けるべきかもしれない―。74件の研究論文のレビューから、一部のハーブ製品の使用で早産や帝王切開などの妊娠合併症リスクが高まる可能性があることが示された。研究の詳細は「Obstetrics & Gynecology」5月号に発表された。
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