1日25杯のコーヒーでも動脈硬化は悪化しない?

コーヒー好きな人に朗報だ。コーヒーを習慣的に摂取しても動脈硬化への悪影響はないという研究結果を、英ロンドン大学クイーン・メアリー校のKenneth Fung氏らが、英国心臓血管学会(BCS 2019、6月3~5日、英マンチェスター)で発表した。約8,000人の英国成人を対象に分析したところ、コーヒーを1日に25杯摂取しても動脈硬化は悪化しないことが示されたという。
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超加工食品は健康に有害? 早死リスクが高まる可能性も

高度に加工された「超加工食品」を多く摂取する人は心筋梗塞や脳卒中を発症しやすく、早死リスクも高まる可能性があることが、2件の大規模研究から示唆された。いずれの研究も詳細は「BMJ」5月29日オンライン版に発表された。
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沖縄野菜の摂取と2型糖尿病発症との関連は? JPHC研究

ビタミンやミネラル、葉酸など栄養価が高く、抗酸化物質が比較的多く含まれていることで知られる「沖縄野菜」を多く摂取しても、2型糖尿病の発症リスクの低減にはつながらないとする研究結果を、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループが「Journal of Epidemiology」5月11日オンライン版に発表した。
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閉経後女性の乳がん予防に「低脂肪食」が有効か

野菜や果物が豊富で栄養バランスに富む低脂肪食により、閉経後女性の乳がんによる死亡リスクが低減することが、米ハーバーUCLA医療センター・ロサンゼルス・バイオメディカル研究所のRowan Chlebowski氏らが実施したランダム化比較試験(RCT)から示された。同氏によると、この試験は、食事の改善が乳がんによる死亡リスクの低下につながることを示した初の大規模なRCTであるという。この研究結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019、5月31日~6月4日、米シカゴ)で発表された。
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「軽い運動+アスタキサンチン摂取」で記憶力がさらに高まる? 筑波大の研究グループ

強い抗酸化作用のある天然色素「アスタキサンチン」を摂取すると、低強度運動による記憶力の向上効果がさらに高まる可能性があることを、筑波大学体育系教授の征矢英昭氏らがマウスを用いた実験で突き止めた。軽い運動と抗酸化成分の摂取を組み合わせた新しい認知症の予防法の開発が期待されるという。研究の詳細は「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)」5月13日オンライン版に掲載された。
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ビタミンB12欠乏症に注意、メトホルミンなどの薬剤も影響

身体の健康を保つのに必須な栄養素であるビタミンには、これまで13種類が確認されている。このうち「ビタミンB12」は認知度が低く、見落とされがちだが、DNA合成や赤血球の生成を助けたり、神経の機能を正常に保つのに重要な役割を果たしている。成人や10歳代の若者は、ビタミンB12を1日に2.4μg摂取することが推奨されているが、これほどわずかな量でも摂取量に足りていない人は多いとされる。
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発酵食品の摂取頻度が高いほど早期早産になりにくい? 富山大調査

早産リスクの低い日本人女性は、妊娠前に味噌汁やヨーグルト、納豆などの発酵食品を食べる頻度が高いと妊娠34週未満の早期早産になりにくい可能性があることが、富山大学附属病院産科婦人科の伊藤実香氏らの研究で明らかになった。研究は、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の一環で、特に、妊娠前に味噌汁を週に1日以上飲んでいた女性で早期早産のリスクが低い傾向がみられたという。詳細は「Environmental Health and Preventive Medicine」5月1日オンライン版に掲載された。
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「グルコサミン」サプリ摂取で心血管疾患リスク減?

関節痛の症状軽減を期待して「グルコサミン」のサプリメントを使用する人は多い。米テュレーン大学肥満研究センターのLu Qi氏らの研究で、グルコサミンのサプリメントを習慣的に摂取すると、心血管疾患(CVD)の発症リスクの低減にもつながる可能性があることが示された。46万人を超える英国人を対象に分析した結果、グルコサミンのサプリメントを習慣的に摂取する人では、摂取しなかった人に比べて全てのCVDリスクが15%低いことが分かったという。研究の詳細は「BMJ」5月14日オンライン版に発表された。
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たまの食べ過ぎなら健康への影響はない?

普段から健康的な食生活を送っている人は、たまに食べ過ぎる程度であれば、身体はすぐに適応して元に戻りやすいことが、ディーキン大学(オーストラリア)身体活動・栄養学研究所准教授のGlenn Wadley氏とDale Morrison氏らが行った研究から示唆された。詳細は「American Journal of Physiology-Endocrinology and Metabolism」4月9日オンライン版に発表された。
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ダイエット飲料は摂取カロリーの削減にはつながらない?

子どもは高カロリーな加糖飲料よりも、低カロリーな人工甘味料入り飲料を多く摂取しても、摂取カロリーの削減にはつながらない可能性があることが、米ジョージ・ワシントン大学ミルケン公衆衛生大学院のAllison Sylvetsky氏らの研究で示された。同氏らは、この研究結果は、子どもの肥満対策には、加糖飲料や人工甘味料入り飲料ではなく、水を飲むべきだとする米国心臓協会(AHA)などの推奨を裏付けるものだとしている。研究の詳細は「Pediatric Obesity」5月2日オンライン版に掲載された。
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