高繊維食が妊娠高血圧腎症のリスクを下げる?

妊娠中の女性は、食物繊維を豊富に含む食事を取ることが、妊娠高血圧腎症の予防に有益である可能性を示した研究が、シドニー大学(オーストラリア)のRalph Nanan氏らにより発表された。詳細は「Nature Communications」7月10日オンライン版に掲載された。
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腸内細菌サプリが肥満者の健康向上に有益?

腸内細菌サプリメントが糖尿病や心疾患リスクが高い人に有益である可能性が、ルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)のPatrice Cani氏らの研究により示された。過体重または肥満を有するメタボリックシンドロームの人が、アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)という腸内細菌のサプリメントを3カ月間摂取したところ、プラセボを摂取した人に比べ体重が減少したほか、総コレステロール値やインスリン感受性も改善したという。詳細は「Nature Medicine」7月1日オンライン版に掲載された。
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大豆は長期的に心疾患リスクを低減する、メタ解析

米食品医薬品局(FDA)は近々、「大豆は心疾患リスクの低減に有用」とする長年にわたって認めてきた健康表示(ヘルスクレーム)を取り消す可能性があるとみられている。しかし、トロント大学(カナダ)内科教授のDavid Jenkins氏らはこのほど、メタ解析から、大豆は長期的に心臓の健康に有用とする説を支持する結果が得られたことを「Journal of the American Heart Association」6月27日オンライン版で報告した。
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緑茶摂取が2型糖尿病リスクの低減に有用か 九州大、久山町研究から

緑茶成分のL-テアニンの代謝産物であるエチルアミンの血清濃度が高い人は、2型糖尿病になりにくい可能性があることが、福岡県久山町の住民を対象とした大規模疫学調査、久山町研究から明らかになった。九州大学大学院衛生・公衆衛生学教授の二宮利治氏らが「Diabetes Care」7月号に発表した。
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コーヒーに「脂肪燃焼」効果?

世界中で広く親しまれているある飲み物が、米国で蔓延する肥満に立ち向かう助けとなるかもしれない―。英ノッティンガム大学のMichael Symonds氏らが実施した研究で、コーヒーには体内の脂肪を燃焼して熱を産生する“褐色脂肪細胞”を活性化させる働きがある可能性が示唆された。研究の詳細は「Scientific Reports」6月24日オンライン版に掲載された。
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ビタミンD補充で2型糖尿病は予防できない?

糖尿病の発症リスクが高い人では、ビタミンDサプリメントを摂取しても、2型糖尿病の予防にはつながらない可能性があることが、米タフツ医療センターのAnastassios Pittas氏らの研究で明らかになった。ビタミンD補充による2型糖尿病の予防効果に、プラセボとの有意差は認められないことが分かったという。研究結果の詳細は、米国糖尿病学会(ADA 2019、6月7~11日、米サンフランシスコ)で発表され、論文は「New England Journal of Medicine」7月7日オンライン版に掲載された。
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男性の大腸がん予防に「ヨーグルト」が有益?

健康に良い食品として知られるヨーグルトは、男性の大腸がん予防につながる可能性があるようだ。米ハーバード大学医学大学院教授のAndrew Chan氏らが行った研究で、ヨーグルトを週に2サービング以上摂取する男性では、摂取しない男性に比べて大腸がんの前がん病変ができるリスクが26%低いことが明らかになった。一方、女性ではこのような関連は認められなかったという。研究の詳細は「Gut」6月17日オンライン版に掲載された。
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「ワルファリン服用者は緑色野菜に注意」に反論、カナダでRCT

抗凝固薬のワルファリンを処方されている患者は、医師からビタミンKの摂取を控えるようにと指導されることが多い。しかし、モントリオール大学(カナダ)栄養学教授のGuylaine Ferland氏らが実施したランダム化比較試験(RCT)で、ワルファリンを服用していても、ビタミンKを豊富に含む緑色野菜は問題なく食べられることが分かった。むしろ1日のビタミンK摂取量を増やすことは、ワルファリンの効果を安定させるのに有益である可能性が示されたという。研究の詳細は、米国栄養学会(ASN、6月8~11日、米ボルチモア)で発表された。
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「食品の選び方」「食べる順番」が2型糖尿病リスクに影響

「食品の選び方」と「食べる順番」が2型糖尿病の発症リスクに影響することを示した3件の研究結果が、米国栄養学会(ASN、6月8~11日、米ボルチモア)で発表された。これらの研究では、植物性食品を中心とした食事に改善したり、ビタミンB2やビタミンB6を多く摂取したりすると2型糖尿病リスクが低減したほか、「食べる順番」も同リスクに影響する可能性が示された。野菜を最初に食べると、食後血糖値の上昇だけでなく、食欲増進ホルモンの分泌も抑えられることが分かったという。
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筋肉増強サプリで若者に重篤な健康被害、米調査

ティーンエージャーや若年成人はビタミン剤を摂取してもほぼ問題ないが、減量や筋肉増強、活力増進などの効果を謳ったサプリメントを摂取すると、重篤な健康問題につながる危険性があることが、米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院のFlora Or氏らの研究で明らかになった。同氏らは「若者が健康に有害な可能性があるサプリメント製品を使用できないように規制をかけることが急務だ」と述べている。研究の詳細は「Journal of Adolescent Health」6月5日オンライン版に掲載された。
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