家屋が全壊した被災者は、長期にわたり心血管疾患リスクが上昇 東日本大震災の追跡研究

東日本大震災のために津波で家屋が全壊した被災者は、2年半が経過した時点でもメタボリックシンドロームなどの心血管疾患リスクの悪化が続いていることが分かった。米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院社会行動科学科の芝孝一郎氏らが行った震災後追跡研究によるもので、「American Journal of Epidemiology」6月号に掲載された。
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大豆は長期的に心疾患リスクを低減する、メタ解析

米食品医薬品局(FDA)は近々、「大豆は心疾患リスクの低減に有用」とする長年にわたって認めてきた健康表示(ヘルスクレーム)を取り消す可能性があるとみられている。しかし、トロント大学(カナダ)内科教授のDavid Jenkins氏らはこのほど、メタ解析から、大豆は長期的に心臓の健康に有用とする説を支持する結果が得られたことを「Journal of the American Heart Association」6月27日オンライン版で報告した。
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心疾患、若年成人では減少が認められず

冠動脈疾患は過去20年にわたり減少傾向にあるが、若年成人では冠動脈疾患の罹患率が減少していないことが、新たな研究により示された。研究を行ったブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)のLiam Brunham氏らは、肥満、糖尿病、高血圧の若年成人が増えていることが原因ではないかとしている。研究の詳細は、「Journal of the American Heart Association」7月8日オンライン版に掲載された。
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会話ができるソーシャルロボットは入院中の子どもに有益

歌を歌ったり、一緒にゲームをしたりする“Huggable”と名付けられたテディベア型のソーシャルロボットは、入院中の小児患者の心の癒しになるようだ。米ボストン小児病院の研究チームが行った研究で、最新技術を搭載したソーシャルロボットは、タブレット端末に映し出される“Huggable”やぬいぐるみよりも、3~10歳の小児患者を元気づけ、不安や痛みを軽減するのに有用であることが分かった。この研究の詳細は「Pediatrics」7月1日オンライン版に掲載された。
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細小血管障害で下肢切断リスク増、米研究

細小血管障害がある人は、そうでない人に比べて発生した部位にかかわらず、下肢切断リスクが高まる可能性があることが、米バンダービルト大学医療センターのJoshua Beckman氏らの研究から明らかになった。心臓から離れた末梢動脈に狭窄のある末梢動脈疾患(PAD)を併発すると、下肢切断リスクはさらに上昇することも明らかになった。研究の詳細は「Circulation」7月8日オンライン版に掲載された。
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「リンゴ」体型の閉経後女性は心疾患リスクに注意?

閉経後の女性は、体型によって心血管疾患(CVD)を発症するリスクが異なるようだ。腹部に脂肪がたまる「リンゴ」体型の高齢女性は、たとえ適正体重であっても、下半身に脂肪がたまる「洋ナシ」体型の女性に比べてCVDリスクが高いことが、米アルバート・アインシュタイン医科大学准教授のQibin Qi氏らの検討で示された。一方、脚に脂肪が多い女性はCVDリスクが有意に低いことも分かったという。研究の詳細は「European Heart Journal」6月30日オンライン版に掲載された。
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重症感染症罹患で脳卒中リスク上昇か

皮膚や呼吸器、消化器、血流、泌尿器など広範囲にわたる部位の感染症にかかると、脳卒中の発症リスクが高まる可能性があることが、米マウントサイナイ・アイカーン医科大学神経内科准教授のMandip Dhamoon氏らの研究で明らかになった。特に尿路感染症の罹患は脳卒中リスクの上昇と強く関連することが分かったという。研究の詳細は「Stroke」6月27日オンライン版に掲載された。
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コーヒーに「脂肪燃焼」効果?

世界中で広く親しまれているある飲み物が、米国で蔓延する肥満に立ち向かう助けとなるかもしれない―。英ノッティンガム大学のMichael Symonds氏らが実施した研究で、コーヒーには体内の脂肪を燃焼して熱を産生する“褐色脂肪細胞”を活性化させる働きがある可能性が示唆された。研究の詳細は「Scientific Reports」6月24日オンライン版に掲載された。
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スタチンでがん放射線療法後の脳卒中リスクが低下

がん治療のため、胸部や頭頸部に放射線療法を受けると、血管が傷害されて脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが増大するとされる。しかし、マギル大学ヘルスセンター(カナダ)のNegareh Mousavi氏らが実施した研究で、放射線療法後にスタチンを服用すると、その後の脳卒中リスクが低減する可能性があることが示された。研究の詳細は「Journal of the American Heart Association」7月2日号に掲載された。
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肺がんの放射線治療で心疾患リスクが高まる?

肺がん治療で胸部に放射線治療を受けると、生存期間の延長効果が得られる一方で、心筋梗塞や心不全といった心疾患の発症リスクが高まる可能性があることが、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の胸部放射線腫瘍医、Raymond Mak氏らの研究で示された。研究の詳細は「American College of Cardiology」6月18日号に掲載された。
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