果汁100%のジュースでもがんの発症リスクは上昇か

砂糖入り飲料の摂取が体重増加につながることは以前より知られている。しかし、炭酸飲料やスポーツドリンクといった砂糖入り飲料や、たとえ果汁100%のジュースでも、飲み続けると一部のがんの発症リスクが上昇する可能性があることが、新たな研究により示された。1日にコップ半分程度でも、毎日砂糖入り飲料を摂取すると、がん全体の発症リスクが18%増大したという。研究の詳細は、「BMJ」7月10日オンライン版に掲載された。
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低線量CT検診で肺がんによる死亡減、NLST延長試験

低線量の胸部CT(LDCT)による肺がん検診は、従来の胸部X線撮影に比べて、肺がん罹患リスクが高い集団における肺がん死亡の低減につながるとする研究結果を、米国立がん研究所(NCI)のPaul Pinsky氏らが「Journal of Thoracic Oncology」6月28日オンライン版に発表した。
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2型糖尿病とがんの関係、遺伝的には証明されず JPHC研究

日本人集団の遺伝子多型情報を用いて、2型糖尿病とがんとの関係を調べた結果、これらが関連するという強い遺伝的なエビデンスは得られなかったことが、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループの調べで分かった。研究の詳細は「International Journal of Cancer」3月30日オンライン版に掲載された。
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「朝型」の女性は乳がんになりにくい?

早起きする習慣のある「朝型」の女性は、「夜型」の女性に比べて乳がんになるリスクがわずかに低いことが、英ブリストル大学教授のCaroline Relton氏らの研究で明らかになった。一方、1晩に7~8時間以上の睡眠を取る女性では、乳がんリスクが高まる可能性も示されたという。この研究結果は「BMJ」6月26日オンライン版に掲載された。
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9.11テロ現場の粉塵が前立腺がんリスクと関連か

2001年9月11日の米同時多発テロでは、世界貿易センター(WTC)ビルの倒壊で多量の有害な粉塵が周辺に巻き上がった。これまで倒壊現場で救助や復旧作業にあたった人では、粉塵を吸い込んだことによるさまざまな健康被害が報告されている。今回、米マウントサイナイ・アイカーン医科大学のWilliam Oh氏らが、倒壊現場の粉塵曝露が前立腺がんの発症と関連するという研究結果を「Molecular Cancer Research」6月号に発表した。
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スタチンでがん放射線療法後の脳卒中リスクが低下

がん治療のため、胸部や頭頸部に放射線療法を受けると、血管が傷害されて脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが増大するとされる。しかし、マギル大学ヘルスセンター(カナダ)のNegareh Mousavi氏らが実施した研究で、放射線療法後にスタチンを服用すると、その後の脳卒中リスクが低減する可能性があることが示された。研究の詳細は「Journal of the American Heart Association」7月2日号に掲載された。
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飲料水にがんリスクのある硝酸塩、米研究グループが警鐘

工業化された農業で使用されている大量の硝酸塩が飲料水に混入し、がんなどの健康上の問題を引き起こしているとする報告書を、米国の環境保護団体(Environmental Working Group;EWG)の研究グループが「Environmental Research」6月11日オンライン版に発表した。報告書によると、飲料水からの硝酸塩の摂取に起因したがんの診断例は、年間約1万2,600例に上るという。
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肺がんの放射線治療で心疾患リスクが高まる?

肺がん治療で胸部に放射線治療を受けると、生存期間の延長効果が得られる一方で、心筋梗塞や心不全といった心疾患の発症リスクが高まる可能性があることが、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の胸部放射線腫瘍医、Raymond Mak氏らの研究で示された。研究の詳細は「American College of Cardiology」6月18日号に掲載された。
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男性の大腸がん予防に「ヨーグルト」が有益?

健康に良い食品として知られるヨーグルトは、男性の大腸がん予防につながる可能性があるようだ。米ハーバード大学医学大学院教授のAndrew Chan氏らが行った研究で、ヨーグルトを週に2サービング以上摂取する男性では、摂取しない男性に比べて大腸がんの前がん病変ができるリスクが26%低いことが明らかになった。一方、女性ではこのような関連は認められなかったという。研究の詳細は「Gut」6月17日オンライン版に掲載された。
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「PPI長期使用で死亡リスク増」に新たな報告、米研究

胸やけの治療に広く用いられるプロトンポンプ阻害薬(PPI)を長期にわたり使用すると、心血管疾患や慢性腎臓病(CKD)、上部消化器がんによる超過死亡リスクが高まる可能性があることが、米ワシントン大学セントルイス校のZiyad Al-Aly氏らの研究で示された。研究の詳細は「BMJ」5月30日オンライン版に掲載された。
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