脳年齢はパソコンやゲームで維持できる?

年齢を重ねても、パソコン操作やゲーム、社会参加などを通じて脳を活性化させていれば、記憶力の低下を回避できるかもしれない。そんな研究結果が、米メイヨー・クリニックの精神科医であるYonas Geda氏らにより示された。加齢に伴う記憶力の低下は、アルツハイマー病などの認知症の前段階にみられる軽度認知障害(MCI)の兆候の一つだ。しかし、Geda氏らによると、脳を働かせ続けることで明晰な状態を保つことができる上に、年齢に関係なく効果が得られるという。詳細は、「Neurology」7月10日オンライン版に発表された。
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1日300kcalのカロリー制限で心血管リスクが低下

健康的な体重、もしくは適正体重を少しオーバーしている人では、1日の摂取カロリーを300kcal減らすだけで、コレステロール値や血圧、血糖値などが有意に改善し、糖尿病や心疾患リスクを低減できる可能性が、米デューク大学教授のWilliam Kraus氏らにより報告された。研究の詳細は「The Lancet Diabetes & Endocrinology」7月11日オンライン版に掲載された。
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高繊維食が妊娠高血圧腎症のリスクを下げる?

妊娠中の女性は、食物繊維を豊富に含む食事を取ることが、妊娠高血圧腎症の予防に有益である可能性を示した研究が、シドニー大学(オーストラリア)のRalph Nanan氏らにより発表された。詳細は「Nature Communications」7月10日オンライン版に掲載された。
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肥満があると聴力低下リスクが高まる? 約5万人の日本人会社員を調査

肥満があると聴力が低下するリスクが高まる可能性があることが、国内12企業に勤める約5万人の会社員を最長8年間追跡した観察研究から明らかになった。研究の詳細は、国立国際医療研究センター臨床研究センター疫学・予防研究部の胡歓歓氏らの研究グループが「Clinical Nutrition」3月27日オンライン版に発表した。
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果汁100%のジュースでもがんの発症リスクは上昇か

砂糖入り飲料の摂取が体重増加につながることは以前より知られている。しかし、炭酸飲料やスポーツドリンクといった砂糖入り飲料や、たとえ果汁100%のジュースでも、飲み続けると一部のがんの発症リスクが上昇する可能性があることが、新たな研究により示された。1日にコップ半分程度でも、毎日砂糖入り飲料を摂取すると、がん全体の発症リスクが18%増大したという。研究の詳細は、「BMJ」7月10日オンライン版に掲載された。
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遺伝的に高リスクでも健康的な生活で認知症は予防できる?

遺伝的にアルツハイマー病を発症する確率が高くても、健康的な生活習慣を心掛けることでそのリスクを下げられる可能性があることが、新たな研究から明らかになった。研究を行った英エクセター大学医学部のDavid Llewellyn氏らは「当然ながら、遺伝子を変えることはできない。だが、生活習慣の是正なら可能だ」と話している。この結果はアルツハイマー病協会国際会議(AAIC 2019、7月14~18日、ロサンゼルス)で発表され、論文は「JAMA」7月14日オンライン版に掲載された。
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低線量CT検診で肺がんによる死亡減、NLST延長試験

低線量の胸部CT(LDCT)による肺がん検診は、従来の胸部X線撮影に比べて、肺がん罹患リスクが高い集団における肺がん死亡の低減につながるとする研究結果を、米国立がん研究所(NCI)のPaul Pinsky氏らが「Journal of Thoracic Oncology」6月28日オンライン版に発表した。
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加齢に伴い女性がセックスレスになる理由

女性が年を取るとセックスレスになるのは、生物学的な要因だけではなく、多くの心理的、環境的な要因が関与していることが、北米閉経学会(NAMS)でメディカルディレクターを務めるStephanie Faubion氏らの研究で明らかになった。詳細は「Menopause」7月10日オンライン版に掲載された。
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体重が減ってもすぐに戻るのは“抗飢餓メカニズム”のせい?

健康的な体重を維持することは容易でない。せっかく減量に成功しても、すぐにリバウンドしてしまいがちだ。あたかも体そのものが肥満になることを欲しているかのように思える。なぜだろうか? 米ニューヨーク大学医学部のAnn Marie Schmidt氏らの研究から、その答えは、ヒトの進化の過程で構築された、体に脂肪を蓄積する“抗飢餓メカニズム”にある可能性が示された。詳細は「Cell Reports」7月16日オンライン版に掲載された。
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電子タバコの規制強化は喫煙率上昇につながる?

フレーバー付き製品の販売禁止やニコチン含有量を減らすなどで電子タバコの規制を強化すると、紙巻きタバコに移行する人が増えてしまう可能性が高いことが、米デューク大学医学部のLauren Pacek氏らの研究で示された。同氏は「ニコチン含有量を減らすなどの規制が強化されると、電子タバコの使用量が減る一方で、結果的に紙巻きタバコの使用量の増加につながりかねない」と主張している。研究結果の詳細は「Substance Use & Misuse」7月15日オンライン版に掲載された。
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