“意外な食品”が腹部膨満感の原因に?

食後の腹部膨満感は、繊維質の多い食事ではなく、“意外な食品”が原因かもしれない―。米ジョンズ・ホプキンズ大学ブルームバーグ公衆衛生大学院のNoel Mueller氏らの研究から、塩分を取り過ぎた時に、腸が過剰に反応して腹部膨満感を引き起こしている可能性が示された。同氏は「減塩は、腸内ガスの発生を防ぎ、腹部膨満感の症状軽減に効果的なだけでなく、健康的で食物繊維が豊富な食事を続けるのにも役立つ可能性がある」と述べている。研究の詳細は「American Journal of Gastroenterology」7月号に掲載された。
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会話ができるソーシャルロボットは入院中の子どもに有益

歌を歌ったり、一緒にゲームをしたりする“Huggable”と名付けられたテディベア型のソーシャルロボットは、入院中の小児患者の心の癒しになるようだ。米ボストン小児病院の研究チームが行った研究で、最新技術を搭載したソーシャルロボットは、タブレット端末に映し出される“Huggable”やぬいぐるみよりも、3~10歳の小児患者を元気づけ、不安や痛みを軽減するのに有用であることが分かった。この研究の詳細は「Pediatrics」7月1日オンライン版に掲載された。
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うつ病治療で糖尿病患者の死亡リスク低減か

うつ病を併発している糖尿病患者では、抗うつ薬による治療を受けると死亡リスクが3分の1以上低減することが、新たな研究により示された。研究を実施した長庚大学(台湾)医学部教授のVincent Chin-Hung Chen氏らは、「研究結果は、糖尿病患者におけるうつ病の検査と治療の必要性を浮き彫りにするものだ」としている。研究の詳細は「Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism」7月2日オンライン版に掲載された。
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細小血管障害で下肢切断リスク増、米研究

細小血管障害がある人は、そうでない人に比べて発生した部位にかかわらず、下肢切断リスクが高まる可能性があることが、米バンダービルト大学医療センターのJoshua Beckman氏らの研究から明らかになった。心臓から離れた末梢動脈に狭窄のある末梢動脈疾患(PAD)を併発すると、下肢切断リスクはさらに上昇することも明らかになった。研究の詳細は「Circulation」7月8日オンライン版に掲載された。
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80年以上、1型糖尿病と共に生きるある患者の物語

Don Rayさんが1型糖尿病と診断されたのは1939年のことで、まだ4歳だった。医師たちは両親に、10代までは生きられるだろうと言った。10代に入る頃までに、1型糖尿病の管理は大きく進歩した。すると、医師たちは30歳代まで生きられるだろうと予測した。その後、その予測は50歳代に延長した。85歳を迎えた現在、Rayさんは81年間、1型糖尿病と共に生きている。
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孫がいる高齢者は薬を安全に保管すべき、米調査

米国では、多くの祖父母は孫が側にいても、薬を安全に保管しておらず、子どもが誤飲や中毒事故のリスクに曝されていることが、全米で実施された加齢に関する世論調査(National Poll on Healthy Aging)から明らかになった。調査では、祖父母のほとんどは、薬を孫の手が届きやすい場所、開けやすい戸棚やキャビネットに閉まっており、きちんと保管していないことが分かった。
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死亡ドナーの子宮を移植した女性が出産、米国で初の成功例

米クリーブランド・クリニックはこのほど、死亡したドナーから提供された子宮を移植した女性が無事に出産したと発表した。2018年12月には、ブラジルのチームが世界で初めて死亡ドナーから移植された子宮での出産が成功したことを報告しており、今回は世界で2例目、北米では初の成功例だという。
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成人の5人に1人が他人の飲酒で被害、米調査

アルコールは飲酒をする本人だけでなく、家族や友人といった身近な人も危険にさらすようだ。米国では成人の5人に1人にあたる5300万人が、過去1年間に他人の飲酒による二次的な被害を受けたと報告していることが、米公衆衛生研究所(PHI)アルコール研究グループのKatherine Karriker-Jaffe氏らの研究から明らかになった。これらの被害は、脅迫や嫌がらせ、物的損害、暴力、金銭問題、人間関係、自動車事故など多岐にわたっていたという。研究の詳細は「Journal of Studies on Alcohol and Drugs」5月号に掲載された。
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「リンゴ」体型の閉経後女性は心疾患リスクに注意?

閉経後の女性は、体型によって心血管疾患(CVD)を発症するリスクが異なるようだ。腹部に脂肪がたまる「リンゴ」体型の高齢女性は、たとえ適正体重であっても、下半身に脂肪がたまる「洋ナシ」体型の女性に比べてCVDリスクが高いことが、米アルバート・アインシュタイン医科大学准教授のQibin Qi氏らの検討で示された。一方、脚に脂肪が多い女性はCVDリスクが有意に低いことも分かったという。研究の詳細は「European Heart Journal」6月30日オンライン版に掲載された。
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フレイルを伴う糖尿病患者で死亡や入院リスク上昇か メタ解析

糖尿病患者は、フレイルを伴うと死亡や入院するリスクが高まる可能性があることが、伊勢赤十字病院(三重県)糖尿病・代謝内科副部長の井田諭氏らが実施したメタ解析で示された。研究の詳細は「Cardiovascular Diabetology」6月18日オンライン版に掲載された。
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