「良い生活習慣による糖尿病予防効果」に血糖値が影響か

心臓に良い生活習慣を送っている人は、2型糖尿病になりにくいとされる。今回、米オハイオ州立大学ウェクスナー医療センターのJoshua Joseph氏らの研究で、血糖値が正常な人では、質の高い生活習慣によって高い2型糖尿病の予防効果が得られるが、耐糖能異常(IGT)があるとその予防効果は弱まる可能性があることが示された。同氏らは「2型糖尿病は発症してからの治療よりも、いかに予防するかが重要だ」と強調している。研究の詳細は「Diabetologia」1月15日オンライン版に掲載された。
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妊娠中のインフル罹患は新生児の健康に悪影響

妊娠中の女性は、自分自身だけでなく胎児のためにもインフルエンザの予防接種を受ける方がよい―。こんな研究結果を、米疾病対策センター(CDC)傘下の国立出生異常・発達障害センター(NCBDDD)のKim Newsome氏らが「Birth Defects Research」1月9日オンライン版に発表した。この研究では、妊婦がインフルエンザに罹患すると重症化しやすい以外にも、早産や低出生体重児などのリスクが高まることが示された。
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習慣流産の一因に「精子のDNA異常」

何度も繰り返す習慣流産には、男性の精子のDNA異常が原因である可能性があることが、英インペリアル・カレッジ・ロンドンのChanna Jayasena氏らによる研究で明らかになった。同氏らは、この結果は、流産リスクを低減する新たな治療法の開発につながるのではと期待を示している。詳細は「Clinical Chemistry」1月号に掲載された。
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凍結胚の体外受精で妊娠高血圧腎症リスクが高まる理由

凍結胚を使った体外受精(IVF)が成功した女性は、妊娠合併症の一つで高血圧に蛋白尿を伴う妊娠高血圧腎症(preeclampsia)を来すリスクが高いことが、最近の研究で示されている。今回、米フロリダ大学の研究グループがその原因を突き止めることに成功した。研究グループの一人で同大学のKirk Conrad氏は「凍結胚のIVF後には黄体が形成されないことが原因である可能性が高いと考えている」と述べている。詳細は「Hypertension」1月14日オンライン版に掲載された。
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子宮頸部前がん病変の検出能、AIが医師を上回る

人工知能(AI)を用いた画像診断アルゴリズムは、医師による視診や細胞診よりも子宮頸部の前がん病変を正確に検出できることが、米国立がん研究所(NCI)のMark Schiffman氏らの研究で明らかになった。医療資源が乏しい発展途上国の女性は、十分な子宮がん検診やワクチン接種を受けられていない。同氏らは、この新しい技術を活用することで、途上国の女性の子宮頸がんによる死亡を減少させることができるのではと期待を示している。研究の詳細は「Journal of the National Cancer Institute」1月10日オンライン版に掲載された。
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「糖尿病腎症重症化予防の取り組み」、厚労省が好事例を報告

世界的に増えている2型糖尿病の合併症の一つに、糖尿病腎症が挙げられる。糖尿病腎症は自覚症状なく進行し、気づいたときには透析導入を余儀なくされるケースも少なくない。そこで、厚生労働省は糖尿病腎症の重症化を予防し、透析導入を抑制するため、全国の自治体の取り組みに対する支援を開始した。2018年には「自覚症状のない糖尿病の重症化を防ぐために。-国民健康保険における糖尿病性腎症重症化予防の取組に関する調査-」を実施。12月28日に結果を公表し、埼玉県や長野県松本市、東京都足立区などの取り組みを好事例として報告した。
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新たな作用機序の2型糖尿病治療薬、第2相試験で有効性を確認

現在、開発中の経口糖尿病治療薬(TTP399)は、メトホルミンとの併用投与により、低血糖を来すことなく6カ月後の血糖コントロールを改善することが、メトホルミン治療中の2型糖尿病患者を対象とした第2相試験で示された。詳細は「Science Translational Medicine」1月16日オンライン版に発表された。
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女性のヘルスケアワーカーの多くが「貧困レベル」、米研究

米国では、多くの女性が医療や介護サービスなどヘルスケア関連の仕事に従事している。しかし、こうした女性の多くは低賃金で、医療保険に加入していないことが、米ハーバード大学医学大学院のKathryn Himmelstein氏らの研究から明らかになった。詳細は「American Journal of Public Health」1月号に掲載された。
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「1日30分でも立ち上がって運動」が長生きの秘訣?

1日に30分ほど椅子から立ち上がって運動するだけで、余命が延長する可能性があることが、米コロンビア大学のKeith Diaz氏らの研究で示された。同氏は「デスクワークや座りがちな生活習慣の人は、できる限り立ち上がって動くことで、早期死亡リスクを減らすことができる。運動はランニングなどの高強度のものでも、ウォーキングなどの軽めのものでもよい」と述べている。詳細は「American Journal of Epidemiology」1月14日オンライン版に掲載された。
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トイレの「足置き台」が便秘解消に有効か

便秘を解消するには、洋式トイレに小さい足置き台を用意するとよいようだ。米オハイオ州立大学のPeter Stanich氏らが実施した研究から、トイレで足置き台を使用したところ、参加者の多くが力まずに排便できるようになったことが明らかになった。研究の詳細は「Journal of Clinical Gastroenterology」2018年10月22日オンライン版に掲載された。
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