テニス肘の保存的治療の効果はどれも限定的?

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)には、ステロイドの局所注射や理学療法など手術以外のさまざまな保存的治療法がある。しかし、これらの効果はいずれも限定的で、プラセボの効果を大きく上回るものはない可能性があることが、米ハーバード大学医学大学院のAmin Mohamadi氏らによる研究で明らかになった。詳細は「American Journal of Sports Medicine」10月31日オンライン版に掲載された。
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SGLT-2阻害薬に心不全や腎不全の抑制効果

2型糖尿病患者がSGLT-2阻害薬のダパグリフロジンを服用すると、プラセボに比べて心不全による入院リスクや腎不全の発症リスクが低減することが、ランダム化比較試験の結果から明らかになった。研究の詳細は米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表され、論文は「New England Journal of Medicine」11月10日オンライン版に掲載された。
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「たった2分の歩行でも健康に有益」、米国の身体活動ガイドライン

これまで米国の身体活動ガイドラインでは、運動は10分以上継続することが推奨されてきた。しかし、米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表された最新版のガイドラインでは、たった2分程度の歩行であっても運動することは健康に有益とする見解が示された。このガイドラインの詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」11月12日オンライン版に掲載された。
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難聴を放置すると高齢者の健康リスクが高まる

高齢者の難聴を未治療のまま放置すると認知症やうつ病、転倒のリスクが高まり、結果的に医療費の増大につながる可能性があることが、「JAMA Otolaryngology-Head and Neck Surgery」11月8日オンライン版に掲載された2件の論文で報告された。
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カドミウムと鉛曝露は妊娠糖尿病の発症と関連しない エコチル調査で分析

妊娠中のカドミウムと鉛の血中濃度は妊娠糖尿病の発症と関連しない可能性があると、国立環境研究所(茨城県)エコチル調査コアセンター室長の中山祥嗣氏らの研究グループが「International Archives of Occupational and Environmental Health」10月30日オンライン版に発表した。研究は子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の一環で、妊婦の年齢と肥満、妊娠糖尿病の既往歴は妊娠糖尿病の予測因子であることも確認された。
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1歳未満の乳児は夜通し眠らなくても発達に影響ない?

生後6カ月になったわが子が夜中に目を覚まし、ぐっすり眠れなくても心配はいらないようだ。マギル大学(カナダ)心理学のMarie-Helene Pennestri氏らが実施した新たな研究で、1歳未満であれば夜間に6~8時間まとまって眠らなくても発達に異常があるわけではないことが明らかになった。また、夜中に目を覚ましても、そのことが将来的に思考や言語、運動の能力に影響を与える可能性は低いことも分かったという。研究の詳細は「Pediatrics」11月12日オンライン版に発表された。
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「肥満でも健康」は運動継続が条件

定期的に運動しても思ったほど体重が減らないことはよくある。しかし、痩せなくても運動を続けていれば心臓の健康は向上し、余命も延長する可能性があることが、米テキサス大学サウスウェスタン医療センターのGrace Liu氏らが実施した新たな研究で示された。太っていても心肺機能が高い人は、肥満で運動しない人と比べて安静時の脈拍数や体脂肪、除脂肪体重、心機能の数値が良好だったという。研究の詳細は米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表された。
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シャワーヘッドは病原菌の温床の恐れ

シャワーを浴びれば埃や病原菌を洗い流せると信じている人は多いだろう。ところが、シャワーヘッドには病原菌が潜んでおり、それを身体に浴びることで肺の感染症を発症してしまう可能性があることが、米コロラド大学のMatthew Gebert氏らが実施した研究で示された。この研究結果は「mBio」10月30日オンライン版に発表された。
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米でコレステロールガイドライン改訂、個別対応を推奨

米国のコレステロール管理ガイドラインが改訂され、その詳細が米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表された。5年ぶりに改訂された新たなガイドラインでは、生涯にわたり健康的な生活習慣を維持してコレステロールを管理することが、動脈硬化性疾患のリスク低減に重要であることが強調された。また、その管理は個々のリスクに応じて個別化する必要があることも示された。
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米国人の1割が「性衝動を抑えられない」経験

米国では国民の約9%に強い性的な衝動や衝迫を抑えられない経験があることが、米ミネソタ大学のJanna Dickenson氏らの研究で明らかになった。こうした強迫的性行動症(CSBD)を示す割合は男性で10.3%、女性では7.0%であり、性差はみられないことも分かったという。研究の詳細は「JAMA Network Open」11月9日オンライン版に発表された。
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